英会話サークルに出没する困った人たち 序章
私は7年ほど前から、いわゆる英語学習会、英会話サークル、英会話クラブの類いに参加してきました。一回数百円~千円程度の参加費で、様々なバックグラウンドを持つ人たちと英語で話ができることは大変すばらしいシステムであり、日頃の生活や仕事で英語を話す機会が少ない中、せっかくおぼえた英語を忘れたくない私にとっては貴重な場です。こうした会を企画・運営していただけることには感謝せずにいられません。
ところが、参加者のなかに しばしば他の参加者のことを考えない迷惑な人が混ざることがあります。たとえば、
- 他者の話を聞こうとせず、自分だけ蕩々と話し続ける人
- 他者の発言の途中でさえぎる人
- ディベートのセッションではないのに議論をふっかける人
- 他者がとうてい興味関心を持ち得ないような話題を延々と話す人
- 下ネタなど品性を欠く発言をする人
- 外国人、障害者、異性、特定の職業、性的マイノリティに対する差別的発言をする人
- 異性との出会い目的(ナンパ目的)で参加する人
- 管理者・同席者に一言のことわりもなく途中退席する人
マナーの悪い人たちが出没するのは どちらかと言うと 会の進行がもっぱら参加者に任され、管理者は 全体的な進行や会費の徴収といった事務的なことだけを行うというタイプの勉強会です。発言の交通整理をしてくれる指導役、チャットホストのような人がつくタイプの勉強会では、こうした問題はあまり起こらない、もしくは、このようなマナーの悪い人がいても他参加者へ迷惑が及ばないように図られることが多いように思います。ともあれ、上記のようなトラブルメーカーがいると、他の参加者の勉強機会が損なわれ、満足度が大きく下がります。
また、こうした問題は 英語力とはなんら関係もないことです。同じテープルの参加者で英語力に大きな差があっても、そのせいで嫌な思いをしたことは一度もありません。
英語を学ぶよりも先に、社会のルール、他人との接し方、つまり常識を身につけるのが先じゃないですか?と言いたくなるような、他者への配慮を欠く問題児がたまにいるのです。
あまり 気分のよいネタではありませんが、私が実際に英会話サークルor英会話クラブ、あるいは英語勉強会で遭遇した、困った人たちについて次回から書いていきます。
シリーズ 英会話サークルに出没する困った人たち
file 01 序章
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